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精神科医療

摂食障害の原因は母親にあるのか

「からだのシューレ」 文化人類学者の磯野真穂先生の「からだのシューレ」に参加してきました。 今回のテーマは「なぜ母親が原因に?―摂食障害の歴史学」。 「シューレ」とはドイツ語で「学校」、古代ギリシャ語で「精神を自由に使う」という意味だそうです…

精神科医療の変化

「こころの病気」と「健康」の境目 私は精神科医療の外の人間ですが、精神科医療や精神病理学で語られる「人間像」「治癒」の考え方は、「苦悩とは何か」「良く生きるとは何か」についての理解を深めるうえで大きな学びになります。人間が社会の中で誰もが経…

心の世界は難解なので、入り口が必要だと思う

15年前、心理学を志した大学で出会った臨床心理学・心理療法の世界はあまりにも私にとって未知の世界でした。特にフロイトやユングの世界はぶっとんでいるように思え、全く理解できず、結局普通に…というか普通以上に心理の世界とかけはなれた、なんなら対極…

欠けていること

「あなたは病気だよ」 と言われることは、自己理解の促進にもつながるけれど、 「あなたは、普通と比べて欠けていることがあるんだよ」 という自分で操作しようのない客観的事実のようなものを他者によって宣言されることでもあります。 その宣言は、それま…

精神科病院のないイタリアの話

今日はこちらのイベントに伺いました。 イタリアの事例を参考に、地域生活中心の精神保健のあり方について考えるシンポジウムです。 イタリアには精神科病院がないということをこの記事で知り、興味を持っていたところでした。もともとあった精神科病院をな…

複雑化する社会と、地域包括医療と、メンタルヘルスケア

最近内田樹先生が、こんなことをつぶやいておられました。 今の日本が衰退期にあるのは、人口減のせいでも経済活動の不振のせいでも軍事力の不足のせいでもありません。複雑になることを止めたせいです。成長とは「より複雑な生き物になること」です。進化し…