「ふるさと」のおすそ分け

cotreeのユーザーさんの中には、海外在住の方がかなりの割合でいらっしゃいます。

海外の小さな日本人コミュニティの中で、身近な人には話せない悩みや不調を相談する相手として、cotreeのカウンセリングをご利用くださっています。このあたりは、対面援助が届かない方に援助を届けることができるという、オンラインだからこその価値だと思っています。

さらに言えば、実はカウンセラーさんの中にも、海外在住の方が数名いらっしゃいます。資格を持って実践経験もあるけど、ご主人の仕事の関係で海外在住とか。育休中のカウンセラーさんなども含め、通常の仕組みでは活躍しづらいカウンセラーさんの価値を発揮してお仕事をして頂けることも、オンラインだからこそです。

今日は、そんな海外在住のカウンセラーさんが一時帰国中とのことで、短い時間ながら一緒にランチを。サービスの現状、課題などをお話しする一方で、カウンセラーさんとしてのcotreeへのご意見やご提案を伺うこともできました。

まだまだ成長途上で、日々変化していくサービスに寄り添ってご意見をくださって、サービスを一緒に良くしていこうとしてくださるカウンセラーさんたちには本当に感謝しています。お会いしてお話しする中で改めて、関わってくださるカウンセラーさんの得るものがもっと大きいサービスにしていきたい、という思いが強まります。

そんな思いでいると、帰りがけにカウンセラーさんのホームであるアメリカ版GODIVAを頂きました。自由の女神とカウボーイとゴールデンゲートブリッジのイラスト。アメリカにカウボーイって今もいるんだろうか。

嬉しい。

 

f:id:mari-sakuramoto:20160318163339j:plain

 

ランチをした同じカフェで、そのまま次の打ち合わせを。

先日のブログを見て「対面でないカウンセリングの可能性について学びたい」とご連絡を下さった学生さんです。

学生さんとは思えないほどに広い視野とご自身のスタンスを持った方で、未来に希望を抱かせる出会いでした。

そして彼女のふるさとである、浜松名産のうなぎパイを頂きました。夜のお菓子。…夜のお菓子?

…嬉しい。

f:id:mari-sakuramoto:20160318170237j:plain

今日は、そのほかにも多様な打ち合わせが続きましたが、小さいながらも新しい事業をやっていると、日々、様々な「ふるさと」をお持ちの方と対話する機会を頂くことができ、その中で自分は何を知っていたのか、何を知らなかったのか、世界の広さや深さに気づかされます。

ふるさとのおすそ分けを頂きながら、サービスも自分自身も成長させてもらっている感覚が果てしないです。

少なくとも、受け取っている分くらいは。願わくばそれより多く、社会に対して価値を返したい、という、ささやかな希望が、自分のエネルギーの源泉になっている感じがしています。

 はぁ、おいしい。